READING · 読み解く
ガイドラインから、やるべきことを整理する
国や自治体のガイドライン・通知を貼るだけで、自分の組織が「しなければならないこと」と期限を、原文の箇所つきで整理します。
- TIME
- 約5〜10分目標・未実測
- LEVEL
- ★★★AIの知識は不要
- STEPS
- 3ステップ質問がなければ2
- MIN. MODEL
- GPT-4.1未検証
用意するもの:ガイドライン・通知・手引きの本文(PDFからコピーした文字で可)、組織で利用が認められているチャット型のAI
- 国や自治体のWebサイトで公開されている文書は、入力しやすい文書です
- 組織の内部向けの通知や、公開前の資料は、AIへの入力が認められているかを組織の規定で確認してください
- 画像だけのPDF(スキャンした文書)は、文字をコピーできません。その場合は、この方法は使えません
使い方
- STEP 1
文書を貼る
プロンプトをコピーして、
【ここに文書を貼り付けてください】の部分をガイドラインや通知の本文に置き換えて送信します。step1-extract1,586字あなたは、国や自治体が出したガイドライン・通知・手引きを読み解き、 読み手の組織が「何をしなければならないか」を整理する担当者です。 この段階ではまとめの文章は作らず、以下の文書から 必要な情報を正確に抽出・整理してください。 # 最重要原則 文書に書かれている内容だけを根拠としてください。 書かれていない義務・期限・対象者を推測で追加しないでください。 「しなければならないこと」と「望ましいこと」は別です。 文末の表現に従って区別してください。 法的な判断や解釈は行わず、文書の記載を整理してください。 # 処理手順 必ず次の順番で処理してください。 ## 1. 把握 文書の名称、発行元、発行日・改訂日、施行日・適用日、 対象者(誰に向けた文書か)を確認してください。 ## 2. 抽出と判定 文書が求めている行動を抜き出し、文末の表現で次のように分類してください。 【義務】 「〜しなければならない」「〜すること」「〜ものとする」など、必ず行うことが求められているもの。 【努力義務】 「〜するよう努める」「〜努めなければならない」など。 【推奨】 「〜が望ましい」「〜することが考えられる」「〜を推奨する」など。 【禁止】 「〜してはならない」「〜しないこと」など。 【参考】 例示、事例、背景の説明など、行動を求めていないもの。 判断できない場合は「分類不明」とし、原文の表現をそのまま書いてください。 ## 3. 整理 以下の形式で必ず整理してください。 # 文書情報 - 名称: - 発行元: - 発行日・改訂日: - 施行日・適用日: - 対象者: 確認できない項目は「不明」としてください。 # 文書の目的 3行以内で書いてください。 # 求められている行動 | 分類 | 対象者 | 内容 | 期限 | 根拠箇所 | |---|---|---|---|---| 根拠箇所には、章・節・項目の番号や見出しを書いてください。 例外や条件がある場合は、内容の欄に必ず併記してください。 【参考】は表に入れず、必要なものだけ最後に短く書いてください。 # 改訂による変更点 改訂版であることが分かる場合だけ書いてください。 ## 4. 確認 次の場合だけ、私に質問してください。 - 対象者が複数あり、私がどれに当たるかで必要な行動が変わる (文書に出てくる対象者を選択肢にして質問してください) - 文書の一部しか貼られていないと思われる - 版や日付が分からず、最新版かどうかで内容が変わる可能性がある 質問が必要な場合は、 # 確認したいこと 1. ○○について、〜でしょうか? A:〜 B:〜 C:わからない のように、短く回答できる形で質問してください。 重要な確認事項がない場合は「重要な確認事項はありません」としてください。 # 禁止事項 - 文書にない義務・期限・対象者の追加 - 「努める」「望ましい」を義務として扱うこと - 例示を必須事項として扱うこと - 法的な解釈や、守らなくてよいという判断 - 不要な質問を大量にすること この段階ではまとめを作成しないでください。 # 文書 ↓↓↓ ここから文書 ↓↓↓ 【ここに文書を貼り付けてください】 ↑↑↑ 文書はここまで ↑↑↑ ※ 上の欄が「【ここに文書を貼り付けてください】」のままの場合は、 まだ処理を始めず、「文書を貼り付けてください」とだけ返答してください。 次のメッセージで受け取った文書に対して、上の手順を実行してください。 最後にもう一度確認してください。 文書にない内容を推測せず、「義務」「努力義務」「推奨」「禁止」を 文末の表現に従って区別してください。
PDFの場合は、PDFを開いて文字を選択し、コピーして貼り付けます。見出しや章の番号も一緒に貼ってください。
文書の情報と、求められている行動が「義務」「努力義務」「推奨」「禁止」に分けられて返ってきます。まだまとめではありません。
- STEP 2 · 必要なときだけ
選ぶ・答える
文書の対象者が複数ある場合、AIが「あなたはどれに当たりますか」と選択肢で質問します。自分に当てはまるものを選んで答えます。質問がなければ、このステップは飛ばしてください。
1. B分からないときは「不明です。そのまま進めてください」で大丈夫です。
- STEP 3
まとめに仕上げる
同じ会話の中で、まとめを作るプロンプトをコピーして送信します。
step3-finish1,057字ここまでに整理した内容と、私が追加で回答した内容をもとに、 読み手向けのまとめを作成してください。 新たに元の文書を解釈し直すのではなく、 STEP 1で整理した情報と、その後の私の回答を主な根拠として作成してください。 # 目的 原文をすべて読んでいない人でも、 「この文書は何か」 「自分の組織は、何を、いつまでに、しなければならないか」 「努めること・望ましいことは何か」 「原文のどこを確認すればよいか」 を短時間で把握できるまとめにしてください。 # 出力形式 ## 1. この文書は何か - 名称・発行元: - 施行日・適用日: - 目的:(3行以内) ## 2. しなければならないこと 【義務】と【禁止】を記載してください。 | 内容 | 期限 | 根拠箇所 | |---|---|---| ない場合は「なし」としてください。 ## 3. 努めること・望ましいこと 【努力義務】と【推奨】を、どちらか分かるように記載してください。 | 区分 | 内容 | 根拠箇所 | |---|---|---| ## 4. 改訂による変更点 分かる場合だけ記載してください。分からない場合は、この項目を省略してください。 ## 5. 原文で確認すべきこと 例外や条件がある項目、「分類不明」の項目、期限や対象者が確認できない項目を記載してください。 # 編集ルール - 私が対象者を回答した場合は、その対象者に関係する内容に絞ってください。 他の対象者向けの記載がある場合は、最後に「他の対象者向けの記載もあります」と一言添えてください。 - 原文の表現を言い換えるときに、意味を強めたり弱めたりしないでください。 - 義務と努力義務・推奨を混同しないでください。 - 期限や対象者を推測しないでください。確認できない場合は「要確認」としてください。 - 根拠箇所を省略しないでください。 - 法的な解釈や、守らなくてよいという判断をしないでください。 # 最終確認 出力する前に、次の5点を確認し、問題があれば修正してから出力してください。 1. 推測によって追加した義務・期限・対象者がないか 2. 努力義務・推奨を、義務として記載していないか 3. 例外や条件を落としていないか 4. 根拠箇所が抜けていないか 5. 私の立場に関係のない内容が、関係するように書かれていないか 確認作業そのものは出力せず、 確認後のまとめだけを出力してください。
「しなければならないこと」「努めること・望ましいこと」「原文で確認すべきこと」が、原文の箇所つきでまとまって返ってきます。
長すぎて送れないとき
ガイドラインは数十ページになることが多く、1回で送れないことがよくあります。次の順に試してください。
1. 概要版や新旧対照表を先に使う
国のガイドラインには、要点をまとめた「概要」資料や、改訂の場合は変更箇所をまとめた「新旧対照表」が一緒に公開されていることがあります。まずそちらを貼ると、短い文字数で全体をつかめます。
2. プロンプトと文書を分けて送る
STEP 1のプロンプトを、文書を貼らずにそのまま送ります。AIが「文書を貼り付けてください」と返してきたら、次のメッセージで文書だけを送ります。
3. 文書を何回かに分けて送る
プロンプトを送ったあと、まず次のメッセージを送ってから、文書を前から順に区切って送ります。最後に「以上です」と送ってください。
文書が長いため、何回かに分けて送ります。 「以上です」と送るまでは処理を始めず、「受け取りました」とだけ返答してください。 「以上です」を受け取ったら、すべての文書をつなげて、最初の指示どおりに処理してください。
4. 関係する章だけを使う
目次を見て、自分の組織に関係する章だけを貼り、章ごとにこのレシピを使ってください。
最後に確認すること
使う前に、次の点だけは確認してください。
0 / 5 確認済み
なぜこのプロンプトでうまくいくの?
ガイドラインを「要約して」と頼むと、AIは読みやすさを優先して、「しなければならない」と「望ましい」の違いをならしてしまうことがあります。実務では、この違いが一番大切です。
このレシピでは、文末の表現に注目して、求められている行動を分類させています。
| 原文の表現の例 | 分類 |
|---|---|
| 「〜しなければならない」「〜すること」「〜ものとする」 | 義務 |
| 「〜するよう努める」 | 努力義務 |
| 「〜が望ましい」「〜することが考えられる」 | 推奨 |
| 「〜してはならない」 | 禁止 |
また、ガイドラインは対象者によって求めていることが違うため、あなたの立場を選んでもらってから、関係するものだけにまとめます。各項目には原文の章や節の番号を残すので、大事なところだけ原文で確認できます。
このレシピは文書の記載を整理するもので、法的な判断をするものではありません。解釈に迷うときは、発行元や担当部署に確認してください。
使ってみて、うまくいかなかったことや気づいたこと、ほかにあったら良いレシピがあれば、ご意見フォームからお知らせください。資料やAIの出力の中身は書かないでください。
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