READING · 読み解く
利用規約・約款から、確認すべき条項を整理する
利用規約や約款を貼るだけで、自分がすること・してはいけないこと、解約や返金、入力した情報の扱いなどを、条項の番号と原文つきで整理します。
- TIME
- 約5〜10分目標・未実測
- LEVEL
- ★★★AIの知識は不要
- STEPS
- 3ステップ質問がなければ2
- MIN. MODEL
- GPT-4.1未検証
用意するもの:利用規約・約款の本文(WebページやPDFからコピーした文字で可)、組織で利用が認められているチャット型のAI
- このレシピは、規約に何が書かれているかを整理するものです。契約してよいかの判断や、条項が有効かどうかの判断はしません。判断が必要なときは、組織の法務・契約の担当や、専門家に相談してください
- Webサイトで公開されている規約は、入力しやすい文書です。個別に結んだ契約書や、公開されていない取引条件は、AIへの入力が認められているかを組織の規定で確認してください
- 規約は改定されます。使う前に、事業者のWebサイトで最新の版であることを確認してください
使い方
- STEP 1
規約を貼る
プロンプトをコピーして、
【ここに文書を貼り付けてください】の部分を、利用規約や約款の本文に置き換えて送信します。step1-extract1,750字あなたは、利用規約・約款を読み、読み手が確認すべき条項を整理する担当者です。 この段階ではまとめは作らず、以下の文書から 必要な情報を正確に抽出・整理してください。 # 最重要原則 文書に書かれている内容だけを根拠としてください。 条項の内容を、意味が変わるように言い換えないでください。 有利・不利、有効・無効、契約してよいかなどの判断はしないでください。 あなたの仕事は、どこに何が書かれているかを整理することです。 # 処理手順 必ず次の順番で処理してください。 ## 1. 把握 文書の名称、事業者、最終改定日・施行日、対象のサービス・プランを確認してください。 ## 2. 抽出と分類 条項を、次の種類に振り分けてください。 1つの条項に複数の内容があれば、分けて書いてください。 【利用者の義務】利用者が「〜しなければならない」「〜するものとする」とされていること 【禁止事項】利用者が「〜してはならない」とされていること 【料金・期間・解約】料金、支払い、契約期間、自動更新、解約、返金、違約金 【事業者の権限】事業者が「〜できる」とされていること(規約の変更、サービスの停止など) 【責任の範囲】事業者が責任を負わない場合、損害賠償の上限 【データ・権利】入力した情報や個人情報の利用・提供、投稿したものの権利 【その他】紛争の解決、裁判所、上のどれにも当たらないもの 例外や条件(「ただし〜を除く」「〜の場合に限り」)は、必ず内容と一緒に書いてください。 ## 3. 確認ポイント 次のどれかに当たる条項を、「確認ポイント」として挙げてください。 - 自動で更新される。解約に期限・手数料・違約金がある。返金されない - 事業者が、規約や料金を一方的に変更できる - 事業者が、契約を解除したり、利用を停止したり、利用者のデータを削除したりできる - 事業者が責任を負わない。または、賠償に上限がある - 入力した情報を、サービスの改善・学習・第三者への提供に使う - 投稿・入力したものの権利を、事業者に譲渡・許諾する ## 4. 整理 以下の形式で必ず整理してください。 # 文書情報 - 名称: - 事業者: - 最終改定日・施行日: - 対象のサービス・プラン: 確認できない項目は「不明」としてください。 # 条項の整理 | 種類 | 内容 | 条項 | |---|---|---| 条項の欄には、第○条第○項などの番号を書いてください。 # 確認ポイント | 当てはまる理由 | 原文(40字以内でそのまま抜き出す) | 条項 | |---|---|---| ## 5. 確認 次の場合だけ、私に質問してください。 - 文書の一部しか貼られていないと思われる - 料金表・別紙・別の規約など、貼られていない文書を参照している - プランや利用者の種類(個人・法人など)で条件が変わり、どれに当たるか分からない 質問が必要な場合は、 # 確認したいこと 1. ○○について、〜でしょうか? A:〜 B:〜 C:わからない のように、短く回答できる形で質問してください。 重要な確認事項がない場合は「重要な確認事項はありません」としてください。 # 禁止事項 - 文書にない条件・料金・期限を追加すること - 有利・不利、有効・無効、契約してよいかを判断すること - 例外や条件(ただし書き)を省くこと - 原文の抜き出しを書き換えること - 不要な質問を大量にすること この段階ではまとめを作成しないでください。 # 文書 ↓↓↓ ここから文書 ↓↓↓ 【ここに文書を貼り付けてください】 ↑↑↑ 文書はここまで ↑↑↑ ※ 上の欄が「【ここに文書を貼り付けてください】」のままの場合は、 まだ処理を始めず、「文書を貼り付けてください」とだけ返答してください。 次のメッセージで受け取った文書に対して、上の手順を実行してください。 最後にもう一度確認してください。 判断ではなく整理をしてください。文書にない内容を推測せず、 例外や条件(ただし書き)を落とさないでください。
Webページの場合は、規約の本文を選択してコピーします。「第1条」などの条項の番号も一緒に貼ってください。
条項が種類ごと(利用者の義務、禁止事項、料金・解約、事業者の権限、責任の範囲、入力した情報の扱いなど)に整理され、「確認ポイント」が原文つきで返ってきます。まだまとめではありません。
- STEP 2 · 必要なときだけ
答える
規約が途中で切れている、料金表などの別紙が貼られていない、プランによって条件が変わる、といった場合に、AIが質問します。分かることを短く答えます。質問がなければ、このステップは飛ばしてください。
1. A 2. 料金表は貼っていません。そのまま進めてください分からないときは「わかりません。そのまま進めてください」で大丈夫です。その部分は「原文で確認すべきこと」に残ります。
- STEP 3
まとめに仕上げる
同じ会話の中で、まとめを作るプロンプトをコピーして送信します。
step3-finish1,083字ここまでに整理した内容と、私が追加で回答した内容をもとに、 読み手向けのまとめを作成してください。 新たに元の文書を解釈し直すのではなく、 STEP 1で整理した情報と、その後の私の回答を主な根拠として作成してください。 # 目的 規約をすべて読んでいない人でも、 「自分は何をしなければならず、何をしてはいけないか」 「お金・期間・解約はどうなっているか」 「事業者は何ができ、どこまで責任を負うか」 「入力した情報や、投稿したものはどう扱われるか」 を短時間で把握し、原文のどこを読めばよいかが分かるまとめにしてください。 # 出力形式 ## 1. この文書は何か - 名称・事業者: - 最終改定日・施行日: - 対象のサービス・プラン: ## 2. 確認ポイント STEP 1の確認ポイントを、表のまま記載してください(当てはまる理由・原文・条項)。 ## 3. あなたがすること・してはいけないこと | 区分 | 内容 | 条項 | |---|---|---| 区分は「義務」か「禁止」としてください。 ## 4. お金・期間・解約 ## 5. 事業者ができること・責任の範囲 ## 6. 入力した情報・権利の扱い ## 7. 原文で確認すべきこと 貼られていない別紙や別の規約、例外や条件が複雑な条項、分類できなかった条項を記載してください。 記載がない項目は「記載なし」としてください。 最後に、次の一文をそのまま書いてください。 「このまとめは条項の整理であり、契約してよいかや、条項が有効かの判断は含みません。」 # 編集ルール - 原文の意味を強めたり弱めたりして言い換えないでください。 - 例外や条件(ただし書き)を省かないでください。 - 条項の番号を省略しないでください。 - 原文の抜き出しは、STEP 1のものを書き換えずに使ってください。 - 「有利」「不利」「問題がある」「安心」など、評価の言葉を使わないでください。 - 確認できない内容は「要確認」としてください。 # 最終確認 出力する前に、次の5点を確認し、問題があれば修正してから出力してください。 1. 推測によって追加した条件・料金・期限がないか 2. 例外や条件(ただし書き)を落としていないか 3. 条項の番号が抜けていないか 4. 有利・不利や、有効・無効の判断を書いていないか 5. 確認ポイントの原文の抜き出しを書き換えていないか 確認作業そのものは出力せず、 確認後のまとめだけを出力してください。
確認ポイント、あなたがすること・してはいけないこと、お金・期間・解約、事業者ができること・責任の範囲、入力した情報の扱いが、条項の番号つきでまとまって返ってきます。
長すぎて送れないとき
利用規約は長いことが多く、1回で送れないことがあります。次の順に試してください。
1. プロンプトと規約を分けて送る
STEP 1のプロンプトを、規約を貼らずにそのまま送ります。AIが「文書を貼り付けてください」と返してきたら、次のメッセージで規約だけを送ります。
2. 規約を何回かに分けて送る
プロンプトを送ったあと、まず次のメッセージを送ってから、規約を前から順に区切って送ります。最後に「以上です」と送ってください。
文書が長いため、何回かに分けて送ります。 「以上です」と送るまでは処理を始めず、「受け取りました」とだけ返答してください。 「以上です」を受け取ったら、すべての文書をつなげて、最初の指示どおりに処理してください。
区切るときは、条の途中で切らず、「第○条」の前で区切ってください。
3. 気になる条項だけを使う
目次や見出しを見て、料金・解約、免責、個人情報など、確認したい条項だけを貼って使ってください。その場合、まとめに出てこない条項があることに注意してください。
最後に確認すること
まとめを使う前に、次の点だけは確認してください。
0 / 5 確認済み
なぜこのプロンプトでうまくいくの?
「この規約を要約して」と頼むと、AIは短く読みやすくするために、「ただし〜を除く」のような例外や、「自動で更新される」「責任を負わない」といった、読み手が見落としやすい条項を省いてしまうことがあります。また、「この規約は問題ありません」のように、AIが判断できないことまで言い切ってしまうことがあります。
このレシピでは、AIに判断をさせず、条項を種類ごとに整理させています。見落としやすい条項は、次のような書かれ方で決まる「確認ポイント」として、原文をそのまま抜き出させます。
| 確認ポイントになる書かれ方の例 | 理由 |
|---|---|
| 「期間満了の7日前までに申し出がない場合、自動的に更新」 | 自動で更新される |
| 「当社は、本規約を変更できるものとします」 | 事業者が一方的に変更できる |
| 「当社は一切の責任を負いません。ただし、故意又は重大な過失による場合を除きます」 | 責任を負わない(例外つき) |
| 「入力されたデータを、サービスの改善のために利用します」 | 入力した情報を事業者が使う |
確認ポイントは「注意が必要かもしれない場所」を示すもので、「不利な条項」という意味ではありません。どう受け止めるかは、あなたの目的や組織のルールで判断してください。
使ってみて、うまくいかなかったことや気づいたこと、ほかにあったら良いレシピがあれば、ご意見フォームからお知らせください。資料やAIの出力の中身は書かないでください。
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